変身
更新日:05.06.19 |
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2003年11月25日/第21回
ニガリの話はどうしたのだ?
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長いことダンマリを決め込んでいたので色んな人から「ニガリはどうしたの?」と言われる様になってしまった。ダンマリを決め込んでいたのには訳がある。なんとリバウンドしてしまったからだ。
『食事の前にニガリを入れた水を飲む』こんなことを始めてから、もう3ヶ月近く経つだろうか? スッカリ習慣になってしまった。「習慣」と言うよりも「儀式」に近い。HPで発表してしまったからには良い結果を出さなければいけないような気がして祈るような気持ちで飲んでいた(第17回『ニガリはじめました』参照)。もったいぶっても仕方ないので効果から先に言わせて頂くと「ズバリ効果アリ」である。思えば初めてニガリを飲んだ時はとにかくその不味さに驚いたっけ。どうやら私はニガリの分量を間違えていたようで、200ccの水に5滴程でよかったのに私ときたら「入れりゃいいんだろ!」精神で小さなグイ飲みにドバドバとニガリを入れて飲んでいたのだから『毒あじ』になるはずだ(ついでに腹を壊した)。今までニガリなんて買うこともなかったが、いざ探してみると結構種類があるもんだ。小さなボトルに入っている物やお弁当の醤油のように小袋に4ccづつ分けて入っている物、注ぎ口がスポイトのように数滴づつ出る様に工夫されている物、マイルドな物、まさに『毒あじ』な物、等である。色々試したが『キング・オブ・毒あじ』はヨ−カド−で購入した『南シナ海の天然にがり』(ヨ−カド−価格980円)だ。まず値段が他の物に比べて倍以上、そして原産国はベトナム…、さらになんの数値か不明だが小さく『ボーメ33』と記されている。「はて、ボーメとは? なんの値だかわかんないけどムチャクチャ効きそうじゃないか」早速購入して試してみたら人類未体験の『毒あじ』である。もう『毒あじ』どころじゃない『毒』だ、いや『猛毒』だ。しかもこの猛毒、しばらく冷蔵庫に入れておいたらボトルの下の方に何やら結晶らしきものが出来始めてきたので怖くなった。「ちょっと怖いけど効き目ありそうだから続けてみようかな…」。軽い気持ちでこのニガリに変えてみたのだ。このニガリの効果は凄かった、三日足らずで体重が2Lも減ったのだ。気を良くした私は秋の気候も手伝って以前よりも良く食べる様になってしまった。が、体重ははじめた頃より3kg〜4kg減ったままで減りも増えもしない。「最高の男(ダイエット)に巡り合えた!」小躍りしながら毎日ニガリ水を飲み続けた。
ところが「もうこれ以上減ってもシワが増える」と思いニガリ水を止めてみると、いきなり4kg増えるではないか! これでは良い報告が出来ない! なんとかしなくては…。しかし一旦増した食欲を押さえるのはかなり困難である。私はまたニガリ水を飲まなければならなくなった。
「えらい男(ダイエット)に引っ掛かってしまった…」。いったいいつまでニガリ水を飲むことになるんだろうか? 「こんなことなら一回痩せた時に日記更新すればよかった…」前々から気になっていたのだがニガリとは海水から食塩を作る時に出来る物らしい…と言うことはニガリって塩分多いんじゃないか?このまま飲んでいると塩分過多になるんじゃないか? しかーし!一度ホレた男(ダイエット)どんな危険があってもかまわない! 「あたい…アンタについていくッ!」一途な乙女である私は今度は沖縄産のニガリ500mlにチャレンジすべくボトルを手にレジに並ぶのだった。(頼む! 効いてくれ!!)
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ニガリ水で顔を洗ってみてください! お肌がしっとりしますヨ! 御試しあれ。 |
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