01*LOOSE LEAF：イラストレーター稲葉早苗のホームページ

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田川ミユ（著）
稲葉早苗（絵）
身の回りのかわいい雑貨達。誰が何処でどんな風に作っているのか… 知ったらもっと雑貨を好きになる♪

2009年3月初旬

稲刈	「９時って言ったのに来ない」

稲葉	「おはようございます」
稲刈	「稲葉さん遅刻したからランチおごりね」
稲葉	「１分じゃないですか！心が狭すぎますよ！」
稲刈	「遅刻は遅刻～♪」

稲葉	「今日はどこに行くんですか？」
稲刈	「フフン♪ANA機体工場見学ですよ☆」
稲葉	「へ～…稲刈さん飛行機に興味あるんですか？」
稲刈	「いや、風間杜夫が好きでね」
稲葉	「えっ！？まさか『スチュワーデス物語』の？」
稲刈	「決まってるじゃないですか」

稲刈	「あんな教官いたら絶対に恋しちゃうわ」
稲葉	「意外と乙女チックなんですね」

稲刈	「恋の滑走路を走行中です☆」
稲葉	「言っておくけど８０年代のドラマですからね。もう平成も２１年目ですよ」
稲刈	「♪杜夫は訓練所で一番　いかすと言われる教官 ♪優しく楽しく勇ましいぃ～　 ♪誰が射止めるそのハート　わ・た・し！」 ※アラフォーに向けてお送りしております。

稲刈	「♪テイキュァパッショ～ン」（たぶんフラッシュダンスの歌）
稲葉	「人の話全然聞いてねぇな…」

稲刈	「稲刈さんホラ座って、ボーイング747の説明とかしてくれますよ」 ※ボーイング747は『スチュワーデス物語』に登場した機体

稲刈	「早く教官に会いたい」
稲葉	「２５年も前の風間杜夫に恋してどうすんだよ…」

稲葉	「いよいよジャンボ見に行けるみたいっすよ」
稲刈	「ドキドキ☆」

稲刈	「めちゃんこ広いですね！」
稲葉	「見当つきませんけど東京ドーム1.8倍ですって！」
稲刈	「なんか説明始まりましたよ！何だろう」

稲葉	「ジャンボ機のお尻がどうとか言ってますけど、何の説明かな？」
稲刈	「ジャンボ尾崎のお尻？」
稲葉	「ジャ・ン・ボ・機！」

稲葉	「ジャンボ機のお尻に穴があいてる」
稲刈	「ジャンボもお尻は穴あいてるもんなんですよ」
稲葉	「あそこに国際的人気キャラクターがペイントされてるジャンボがある！」
稲刈	「なんですか？」 ※著作権の問題でモザイク処理してあります。目を細めてご覧下さい。

稲葉	「子供にも大人にも人気の黄色いキャラクターです」
稲刈	「ピーポ君かな？」
稲葉	「…そんなところですね。もっと近く行けるみたいっすよ」

稲葉	「このポ○モン・ジェットは２種類あって、これは花柄だから通称“お花畑ジェット”って言うそうです」

稲刈	「飛行機乗ってみたいなぁ」
稲葉	「グアム行くとき飛行機乗ったじゃないですか」

稲刈	「トランクの中じゃないですか！客席に行きたかった！！」
稲葉	「今テロ対策で厳しいんですよ、稲刈さん乗せてもらえませんよ」
稲刈	「ダイナマイトボディだけにね☆」
稲葉	「チッ」←舌打ち

稲葉	「このエンジンに鳥が吸い込まれて死んじゃうんですって」
稲刈	「瓢箪は？」
稲葉	「イチコロじゃないですか？」

稲刈	「飛行機のタイヤは縦にしか溝がないんですね」
稲葉	「まっすぐしか走らないから縦だけでいいんですってよ」

稲刈	「客席に座りたかったなぁ」
稲葉	「まだ言ってる…今日だって稲刈さん入り口で止められたじゃないですか」 ※入り口の警備員に何度も「預かります」と言われました。
稲刈	「ダイナマイトボディだけにね☆」

稲葉	「ここ、詰めればジャンボ3機と小さいの２機も入るんですって」
稲刈	「フーン。そろそろ終わりみたいですね、風間杜夫はどこかな？」
稲葉	「家とかじゃないですか？あ、操縦席入れるみたいですよ☆」

稲刈	「えっ！ここには教官いないんですか！？」
稲葉	「いるわけないじゃないですか！２５年前のTVの話ですよ！」
稲刈	「なんだよ～風間杜夫見たかったよ～」
稲葉	「“風間杜夫”で検索してスケジュール見てみたら？とりあえず記念写真撮りましょう」
稲刈	「はぁ～…。操縦席から顔出すんで撮って下さい」

稲葉	「よく撮れましたよ。あとお土産頂きました」
稲刈	「わぁー　マウスパットにクリアファイルにメモ帳、パンフまで☆」
稲葉	「良かったですね。蕎麦でも食べて帰りましょう」

自称ダイナマイトボディの稲刈りさん。
この後入った蕎麦屋で隣の客に七味入れと間違えられて
蕎麦の上でシャッフルされてました。

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